FRUEオフィシャルWebサイトより転載:
尖端の、新しい才能と感性が響きあい、深淵なるグルーヴが鮮やかに紡ぎだされる。
新春年明けのFRUEは、いま、誰もが渇望してやまないSvrecaのOpen to Lastのロングセットに加え、ポルトガルからペドロ・マイアという前衛映像作家を招聘します。
ペドロは、淡い、とろけるような美しいサウンドスケープを綴る実験的なミュージシャンと息のあったコラボレーションを展開しており、Svrecaのサウンドとどういった形で響きあい昇華されるのか。はたしてどんな空間が立ち上がるのか。ぜひご期待下さい。
さらには、香りの空間演出として、”イイ匂いのするパーティ=FRUE”と呼ばれるほど強いインパクトを残すナチュラルインセンスブランド・SANGAが新たな知覚の扉を開いてくれることでしょう。
また、SALOONでは、奇才・カジワラトシオを筆頭に東京のアンダーグラウンドシーンを代表する生粋の遊び人であり類まれなる音楽好き達が揃いました。
FRUE ~ it goes all over the place ~
1.25.SAT @UNIT
::DJ::(Open to Last)
Svreca (Semantica / Spain)
::VISUALS::
Pedro Maia (Portugal)
::SALOON::
BING (HE?XION! TAPES)
Wata Igarashi (Drone)
MAMAZU(HOLE AND HOLLAND)
PECO (R20)
Killy (Romanescos)
::香りの空間演出「INCENSeffect」::
SANGA
::Shop::
iftah ya simsim
::Flyer Artwork::
Yuriko Shimamura
Open/Start:23:00
::TICKETS::
ADV :3,000yen
Tixee(スマートフォン用eチケット)
With Flyer : 3,500 yen
DOOR :4,000yen (27:00~ 2,000yen)
Svreca -スヴレカ (Semantica Records)
1982年マドリッド(スペイン)生まれ。アヴァンギャルドな音響、エレクトロニカ、ノイズ、ミニマルダブ、ディープ・テクノを展開し、その時代感覚の鋭さは、ベーシック・チャンネル以降のミニマルダブやインダストリアル・ダブなどを先どりし、世界中の尖端音楽を愛するフリークスから高く評価されている。Sandwell Districtに通ずる爆撃のような硬質のインダストリアル・ビート、幾重にも織り重ねられた細やかでとろけるようなダブ的音響処理がほどこされた上音、そしてうねり舞いあがる魔術的グルーヴをあわせもち、不穏な未来を啓示するかのようなアポカリプティック(終末、黙示録)な音を鳴らしている。
2012年早春、初来日を果たし、DOMMUNE、nu things、UNITでのプレイは独創性と想像力にあふれており新しい時代の到来を予感させるには十分であった。その後、MNMLSSGSにアップされたロングMIXを皮切りに、いくつものMIX音源がアップされ、アップされるたびに世界中から新鮮な驚きと賛辞を持って迎えられている。また、2013年のUNITでの来日時には息を飲むのも忘れるほど壮大で強烈な4時間半のロングセットを披露し真価を発揮、その評価を揺るぎのないものとする。そして世界中のパーティフリークから愛される野外パーティ・ラビリンス2013の最終日のトリを任されるものの台風のため中止。期待が高まる中、約1年ぶりの来日公演となる(事故や天災に見舞われなければ)。
Pedro Maia – ペドロ・マイア (official site)
前衛映像作家。1983年ヴィラ・ド・コンデ(ポルトガル)生まれベルリン在住。
淡い、とろけるような美しいサウンドスケープを綴る実験的なミュージシャンと息のあったコラボレーションを多数展開している。
アニマル・コレクティブの中心メンバーであるPanda Bear、ソニック・ユースのギタリストLee Ranaldo、坂本龍一やジム・オルークとのコラボレーションで知られているFennesz、デトロイトの人気前衛レーベルGhostly InternationalからリリースしたJACASZEK、Demdike Stare, Andy Stott, Sandro Perri, Pole, Shackleton, Tropic of Cancer, Porto Remix Exemble等々。
また、短編映画の監督でもあり世界各国の映画祭やギャラリーに出展している。
世界最古の短編映画祭「オーバーハウゼン国際短編映画祭」、ヴィジュアルアートの最先端の映像展「ランコントル・アンテルナショナル・パリ・ベルリン・マドリッド」、アルメニア現代美術館、バルセロナ現代美術館、Curtas Vila do Conde(ポルトガル)、SPLIT FILM FESTIVAL(クロアチア)等々。
TOSHIO “BING” KAJIWARA (HE?XION! TAPES)
音楽家/舞台作家/DJ。世界的なコレクターや音楽家が集う場所として一世を風靡したNYの老舗中古レコード店「A-ONE RECORD SHOP」に13年間に渡り勤務。店長兼バイヤーとしてオブスキュアーな音源の発掘と再評価に没頭しながらも、旧式のレコードプレーヤーや磁気テープ等を駆使したサウンド・パフォーマンスと、廃墟と廃材を活用したイベントの演出を始める。
90年代中期よりクリスチャン・マークレーやグレゴー・アッシュ(DJOLIVE)等と世界各地での演奏活動や録音を共にし、ジョン・ゾーンが主催した伝説のステージ「TONIC」で5年間に渡り即興パフォーマンスとクラブ・イベントが融合する名物企画を運営する等して活躍した。
2008年に帰国した後は、現代舞踊家の東野祥子とのコラボレーションを主軸に、クリティカルな時代を生きる人間の姿を描く舞台演出作品を多数発表。日本各地で 地方活性化事業と結びついた舞台制作などに従事している。