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【聞香】【Workshop】香りとあそぶ、感覚をひらく ~香司が伝える“香”の世界~@ホリスティックリトリート 穂高養生園(長野)


空間に「香り」が漂うとき、いまここの世界の魅力がより一層、輝き出します。

香りは、本体が何であるかを脳が認知するよりも前に、自身にとって、心地よいか、心地よくないのかを仕分けるそう。

最も直感的とされる嗅覚は個人差が大きく、また体調によっても感度が変わる繊細なもの。

この本能にきわめて近い原始的な感覚がひらかれるとき、ご自身の快適さや豊かさを素直に追求することができるのではないでしょうか。

秋、彩とりどりの葉が舞う養生園の森で、「香り」をテーマにしたワークショップを開催します。

“香(こう)”の香りを嗅ぐことを「聞く」と表現する、日本文化。

日本書紀の時代よりつづく、伝統的な“香”の世界を案内するのは、「日本伝統香文化 山河(sanga)」主宰の橋本“猫”勝洋さん。
天然の香料についての専門知識と研ぎ澄まされた感性を持つ、日本に数十人しかいないと言われている、伝統的な香司(こうし)のおひとり。

このワークは、冒険からはじまります。
香料を求めて、森へでかけましょう。
葉、樹脂や苔など、自然の恵みをハンティング!
そして、粉砕、調香(天然香料を調合する)、成形をすれば、あなただけの自然香(ナチュラルインセンス)のできあがり。

そして、香りを聞き、鑑賞する、香道の伝統「聞香(もんこう)」をたしなみます。

香りの真髄とも言われ、大変稀少なゆえに高価な天然香木である「伽羅(きゃら)」をはじめ、沈香や白檀の言の葉では紡ぎがたい、贅沢で最上の香りを聞きながら、雅びな空間に心を寄り添わせましょう。

五感を研ぎ澄ます、最後の扉は“嗅覚”なのかもしれません。

香りを自分の内に取り込むとき、大自然の恵みと自分の美質が交じりあう、豊かな時間が生まれます。
心を遊ばせて、ひらかれてゆく感覚に伴う、深い安らぎを体感しませんか?

穂高養生園オフィシャルWEB

日程:
2017年2017年10月20日(金)〜22日(日)

場所:
@ホリスティックリトリート 穂高養生園
〒399-8301
長野県安曇野市穂高有明7258−20 MAP

参加費:
48,000円 [2泊3日](税込)

ご予約:
http://www.yojoen.com/reservation/ws_reserv.html

案内人:
橋本“猫”勝洋(「日本伝統香文化 山河(sanga)」主宰)


ワークショップスケジュール

1日目
■13時 集合
■14時半 ガイダンス / 森林散歩 〜香料ハンティング!〜
■17時半 夕食
■18時半 入浴
■22時 消灯

2日目
■8時 ティータイム
■8時半 自然香を作る①〜採取した香料を粉砕する〜
■10時半 朝食
■12時半 自然香を作る②〜天然の香原料を使って調香する、癒しのひととき〜
■15時半 入浴
■17時半 夕食
■19時半 聞香(もんこう)〜香木の幽玄な香りを静かに鑑賞する〜
■22時 消灯

3日目
■8時 ティータイム
■8時半 自然香を作る③〜仕上げ、練り上げ成形する〜
■10時半 朝食
■12時 シェアリング
■13時 解散

※スケジュールは多少変更になる場合もあります。ご了承下さい。


今回は特別なワークショップです。
自然へ分け入って香料を採取する山河のフィールドワーク「香料ハンティング」を体験するところから始まり、普段のワークショップでは使用しない香料を用いた調香を行ないます。
香料調達からオリジナルレシピの制作、お香作りまでを一環して体験出来る貴重なワークショップです。


▼聞香について
香りを聞き、鑑賞するのが聞香です。組香のように香の同異を聞きあてることはしません。心をゆっくりリラックスさせ、香りを自分の内側に取り込み心を遊ばせます。

▼香りを聞く香木
伽羅
沈香
白檀

▼伽羅について
伽羅は香木の頂点に位置し、香道の主役とされる沈香(沈水香)の一種です。

沈香は、木質に沈着した木蜜(樹脂成分)の重さで水に沈むことからその名が当てられています。沈香の多くは、インドシナ半島(シャム沈香)やインドネシア(タニ沈香)の熱帯性ジャングルに繁茂するジンチョウゲ科ジンコウ属の植物です。

この植物は樹齢30年を越えた頃から木蜜の沈着が起り、100年以上の古木でなければ良質の沈香とはなりません。さらに、枯死した原木が泥沼地などに埋没することで、バクテリアによる分解・変成作用を受けることで神秘的な芳香を発するようになります。

ワシントン条約(通称)の希少品目第Ⅱ類に指定され、現在ではほぼ採取不能なベトナム産の沈香の中から油分が多く色の濃い良質部分が伽羅とされます。伽羅は、新たに採取することが出来ない大変貴重な香木となっています。

日本で有名な伽羅は、東大寺正倉院に収蔵されている蘭奢待(らんじゃたい)です。正倉院宝物目録での名は黄熟香(おうじゅくこう)で、「蘭奢待」という名は、その文字の中に”東・大・寺”の名を隠した雅名であることが知られています。蘭奢待は非常に重宝され足利将軍の義満・義教・義政、土岐頼武、織田信長、明治天皇らが過去にその一部を切り取っていることは有名です。

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