月別アーカイブ: 2021年8月

【リリース情報】【数量限定】ABSINTHEWITH CBD(アブサン)/ HERBAL INCENSE(薬草)

魔性と称されたお酒、アブサンの香りと体感を表現しました。

19世紀のヨーロッパで芸術家を中心に広く愛されたアブサン。主原料のワームウッドの和名ニガヨモギが示すとおり、刺激的な苦味と空気に現れる甘味が特徴です。CBD(カンナビジオール)配合。

味覚:甘味=苦味

ニガヨモギの栽培地:ブルガリア
CBDの産出地:スロベニア
※日本の法律で違法とされる成分は一切含まれておりません


▼ご購入先
オンラインショップ

サンガインセンス本店「香煙研究所」
604-0847 京都市中京区秋野々町528 MAP
※烏丸通二条下る東側
※烏丸御池駅一番出入口 徒歩5分、丸太町駅七番出入口 徒歩10分


▼調香・制作ノート

アブサンは、ピカソやゴッホ、ヘミングウェイなどの名だたる芸術家に愛飲されインスピレーションを与えました。アブサンが題材になった作品は数多く残っています。

主原料のワームウッド(和名ニガヨモギ)は、古代エジプト文明や新・旧約聖書に登場します。ヨーロッパを代表する薬草で、錬金術や魔女文化とも深い関係にあります。

過去にアブサンは、禁酒法と時代の濁流に飲み込まれて100年ほど禁止された歴史があります。後に撤回されますが、これは人々を魅了してやまない物語になりました。

日本では、ニガヨモギの抽出物が食品添加物として承認されています。

このお線香では、アブサンの定義とされるニガヨモギ、グリーンアニス、フェンネルを中心に調香しています。

ニガヨモギの苦味は強烈です。苦味の先にあるのは麻酔感です。ミルラ(没薬)やクローヴ(丁子)も強い苦味を有する香料で、痛み止めに利用される生薬でもあります。

アブサンを飲み進めると、口腔に、特に舌先に痺れを感じます。これを緑の時間と呼びます。フランスでは、「この体感と香りからアブサンの良し悪しを判断するのだよ」と教わり、どきどきビリビリした場面はお気に入りのメモリーです。

呼吸の度に積み重なる苦味とその先に訪れる体感をお楽しみください。体感は日常用のチューニングです。

アブサンには一風変わった独特の飲み方がいくつかあります。例えば、燃える角砂糖を使用したり、水滴を落としたり。要は、水と空気と糖分の拡散で芳香を高めています。

この調香では、香炉から遠ざかるほどに香煙が湿度を含んで甘味が増すデザインですから、水分の多い日や大きな空間はより甘くなります。

自然が人の世界に多大な影響を及ぼしてきたことは歴史的な事実ですが、香りを通して覗いてみるとその痕跡が顕著に伺えます。

レギュラーラインナップのお線香には、人類史を支えた自然物を据えています。その反面、突如として注目を浴びる自然物にも心を惹かれます。

自然の側に視点を置くと、この香りが人の文化に一体何をもたらすのだろうか、との興味が溢れます。

近年、麻に含まれる成分のCBDが浴びている脚光は、稀に見る輝きです。

健康自己管理や美容業界が引率して急速に世界へ浸透するこの流れを、薬煙を継承するサンガインセンスからも後押ししてみたいと考えました。


40本入 / 1本の燃焼時間:約25分(約9.5cm)
防カビ剤を使用していませんので高温多湿を避けてください。
化学糊を使用していませんので強い衝撃を与えないでください。
エッセンシャルオイルを使用していませんので炎が灯ると香りが変わります。
火の取扱いには十分注意してください。プラスチック不使用。


▼スペシャルラインナップ
気になる自然物を題材にして制作するお線香です。知る人ぞ知るものから、現代に脚光を浴びる香料を研究します。


▼お線香
お線香は竹軸を必要としないため純粋に香ります。香煙を放つ火種下部は、約100℃を維持して上質に香ります。無炎燃焼する約300℃の火種によって、香り終えた香料は高温焼却されるので雑味を抑えます。
https://sanga-incense.com/incense/#osenko



【リリース情報】POWDER INCENSE(塗香) / FOR FACE MASKS(マスク専用口紅色)【ホワイトセージベース】

マスク専用の塗香(ずこう)です。

香粉によってマスクに香りづけできます。植物の濃艶な甘さに加えて、ホワイトセージが忍びやかに香る調香です。

自然香料のみを使用したやさしい香りは、ふりかける量によって濃淡を調節することができます。

香料による紅色の着色は、人目に触れたときに口紅がマスクについたかの様に見えるオリジナルアイディアです。

現代社会にアップデートした塗香は、マスクを豊かにして呼吸を楽しくします。

【ボトルサイズ】
高さ約8cm×太さ約1.6cm

【箱サイズ】
高さ約9cm×横約2.5cm×約2.5cm

※マスクの内側に適量をふりかけて擦り込みます
※口紅色は洗い落せます
※金箔入り(24K)


▼ご購入先
オンラインショップ

サンガインセンス本店「香煙研究所」
604-0847 京都市中京区秋野々町528 MAP
※烏丸通二条下がる東側
※烏丸御池駅一番出入口 徒歩5分、丸太町駅七番出入口 徒歩10分


▼調香・制作ノート

香りは面白いもので、季節や時代の流れによってトレンドが変化します。私たちは長年の販売データを基にして、各香りの性質を研究しています。

世界が制約の多い時間を迎えたことで、香りの選ばれ方にも変化が生じました。ホワイトセージには最も映える季節が明確にありますが、それとは関係なく、課せられる制約の強さに比例して人々はホワイトセージに惹きつけられているようです。

これは、マスク専用の塗香に組み込むべき事実として、ホワイトセージをベースにした調香を始めました。

塗香(ずこう)は本来、身体に塗って使用するお香です。口に含むことがあるため、生薬をはじめとした自然香料が基本となります。清めの香として、仏教儀式や写経の際に使用されてきました。

しかし、体に塗って香りを残すことができる自然香料の種類はそれほど多くありません。使用できる香料が必然的に決まってくるので、塗香の香りは類似しがちでした。

塗香を再考する度に、私たちの仕事ができる余地はないとの結果に至っていましたが、COVID-19という人類共通のテーマによってこの試みは新たな局面を迎えました。

時代のアイテムともいえるマスクを塗香のコンセプトに据えたことで、使用できる香料の種類が大幅に拡張されたのです。

生活の中で調香の最終調整をする過程で新たに浮かびあがった問題は、マスクに残る塗香の色でした。

茶色が基本となる塗香ですが、マスクを外したときに感じる視覚的な違和感を解決するために試作を繰り返しました。

香料のみで紅色を表現できるようになったことで、口紅がついたマスクの様に見せることが可能になりました。

コスメと一緒に持ち運びができる塗香入れから覗くのは、純金です。